食器洗い乾燥機を自宅に設置する時の予備知識

食洗器にまな板を入れる女性

食器洗い乾燥機にはさまざまなメリットとデメリットがあります。自宅に設置するのであれば、予備知識を調べておくことが大切です。この装置を設置すると洗浄から乾燥までを全自動で行ってくれるため、食器洗いの時間が大幅に短縮されます。4人家族における1回の食事で汚れた食器を洗うのに使う時間は、15分から20分ほどが平均とされていますが、食器洗い乾燥機は食器をセットする時間である5分程度のみです。つまり、毎回15分ほどの時間を短縮できます。朝食と昼食で使用した食器を一緒に洗い、夕食で使った食器をもう1回洗うと仮定すると、1日あたり約30分を節約できるというわけです。

一方で、食器洗い乾燥機はフライパンや大きな鍋などが入らないため、自分で洗わなければなりません。そのため、フライパンや大きな鍋などは調理を終えた段階で洗ってしまうと効率的です。例えば、ハンバーグを作ってスープを煮込む場合には、ハンバーグの盛り付けが終わりフライパンを洗った段階でスープの煮込みが完了するように手順や時間を調整します。このように、装置に入らないフライパンや大きな鍋などは、食事の前に片付けるようにするとよいでしょう。

食器洗い乾燥機は大量の水を使うのではと思われがちですが、実際には手洗いの場合よりも使用する水の量が少なくなります。これは、食器などを洗っている間に水やお湯を出しっぱなしにしているケースが多いことが理由です。5人家族で約40点の食器を洗う場合には、1回に約80リットルもの水を使用するとされています。この装置を設置すれば、運転モードによっては10リットル以下に水の使用量を抑えることが可能です。1回当たりの洗浄で70リットルを節水すると考えると、朝と夜2回では140リットルも水の使用量が少なくなります。小さめのお風呂に1回お湯を貯めた場合と同じくらいの水量を節水でき、上下水道代やガス代が減り経済的です。

食器洗い乾燥機は複雑な形状の急須なども洗うことができ、手洗いでは不可能な高温のお湯での洗浄もできます。グラスなども傷を付けずに洗うことが可能で、高温洗浄と乾燥が行われるため、細菌が繁殖しにいというメリットもあります。しかし、食器洗い洗浄機は洗浄中の動作音が大きいことや、設置スペースが必要になるという点がデメリットです。据え置き型は4万5千円~、ビルトイン型ならば13万円~の設置コストがかかる点にも注意しましょう。

食器洗い洗浄機は一般的な洗剤ではなく、専用の洗剤を使います。粉末タイプは価格が安いものの溶け残ることがあり、液体タイプは粉末タイプよりも高価で溶け残りが少ないのが特徴です。タブレットタイプは最も高価で洗浄力も優れていますが、量の調整が難しいというデメリットがあります。これらの中では、コストパフォーマンスが優れている液体タイプが人気です。